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内申対策方法

内申とは?

内申点とは?

内申点とは高校受験をする時に、当日の学力検査以外に合格の基準とされる点数の事です
内申点は各中学校から提出される、内申書(調査書)に記載されています。
内申点の付け方は、絶対評価と相対評価の2種類あり、現在2006年度に関しては、愛知、岐阜、三重の東海地域では、絶対評価を採用しています。

内申点のつけ方は中学校によって、テストと授業態度の評価の割合の多少のズレはあるものの、主要五教科(英・数・国・理・社)に関しては中間テスト、期末テスト等の定期テストの点数がほぼ内申点に反映されます。
技能4教科(副教科)(音・体・美・技家)に関しては、定期テストよりも授業点などが評価の比率が高いようです。

内申点の付け方は、地域によって様々で、岐阜県のように中学1年生から内申点がつく地域もあれば、愛知県、三重県みたいに中学3年生を重視した内申のつけ方をする地域もあります。

基本的に内申点を付ける時は、学校の通知簿の5段階・10段階には関係なく、地域で決まった評価基準に直され、その点数を高校ごと、学科ごとの特殊な計算方法で内申点が割り出され、受験の時の合格不合格に関係していきます。

公立高校の場合は、内申点の割合が小さくない事が多く、半分以上は内申点で決まるという事が多々あり、私立高校の場合は、内申点の割合が余り関係ない高校が多いです。

   

内申書に関しての豆知識

内申点のつけられ方の概要をお伝えします。

内申点は愛知県の場合三年の成績が送られます。
9教科を5段階に評定し、2倍する。
9教科×5段階×2倍=90点 (90点満点)
内申点は、一般入試において、内申点と学力検査点が募集定員内に属さない者については、各高校の判断でⅠ、Ⅱ、Ⅲのいずれかの方式で合否判定のための順位づけをおこなうことができる。

Ⅰ 内申点と学力検査点を同等にあつかう。 (内申点+学力検査点)
Ⅱ 内申点を重視する。(内申点×1.5+学力検査点)
Ⅲ 学力検査を重視する。(内申点+学力検査点×1.5)

各方式の実地学校数と割合

                  Ⅰ    Ⅱ    Ⅲ    合計
  普通科 尾張学区     19校   9校  43校  71校
 普通科 三河学区     15校  10校  20校  45校
 専門学科・総合学科    50校  22校  10校  82校

岐阜県は合否判定は非公開だが、内申点と学力検査点の比重は7:3~3:7の範囲で各高校が選択しています。
学力検査点   各教科100点満点で評価
調査書の評価は1~3年の成績(絶対評価)
1年9教科×5段階=45点
2年9教科×5段階=45点
3年9教科×5段階=45点
135点満点

三重県の合否判定方法は重複型
 内申点と学力検査点の比重はほぼ同等。
学力検査点  各教科50点満点で評価  250点満点
内申点    調査書の評価は3年の成績(絶対評価)
 3年の成績を9教科5段階に評定する。

   

内申対策について

内申対策方法とは?

都道府県毎によって、どの学年が内申点としてどのくらい評価されるのかは違いますが、
内申点は定期テストと授業態度で決まる事を考えたら、まず学校の成績をしっかり取る事が一番の内申対策になります
ちょっとがっかりされるかもしれませんが、何よりもそれが一番の対策なのです。
中間期末テストでしっかり点をとり、忘れ物をせず、提出物を期限以内に出す。
これで内申対策はバッチリです。

それはわかっているけど、定期テストで点がとれない?

定期テストは学校の教科書からしかでません
よって普段から予習・復習をやれていれば、テスト前に効果の高いテスト勉強をする事ができます。
「予習・復習のやり方がわからない、学校の教科書を見ても内容がよくわからない」というお子さんは塾や家庭教師をつけるのをおすすめします。【内申点=学校の成績】である限り、つまずいてから対策たてるのではなく、日頃から成績をとる事が一番の内申対策であり、高校受験対策でもあるのです。